はじめまして。
現在,町田総合法律事務所でホームグラウンド修習中の修習生です。本日より数記事,コラムを担当させていただくことになりました。
コラムなど書いたことがなく,下らないことを法的に考えてみる精神で書き綴っていこうかなと思う初回は,自己紹介を兼ねて司法修習生とはなんぞや,ということを説明したいと思います。
法曹三者(弁護士・裁判官・検察官)になるためには,司法試験に合格するだけでなく,1年間の研修を経た上で,二回試験と呼ばれる研修の終了考査に合格しなければなりません。
その1年間の研修のことを司法修習といい,そこで研修中の人たちを司法修習生と言います。
修習生は,身分的には準国家公務員?とかいうのらしく,最高裁判所に所属しています。
また,給与は出ませんが,修習中の生活費ということで,1年間無利息での貸与(基本23万円)が受けられます。
海外渡航等には許可が必要であったり,休暇という概念がなかったり,兼業が原則禁止だったりといろいろ制限がありますが,全国各地に配属され,実務に実際に触れ,実務のお勉強をします。
僕は修習期が68期であり,この期から,導入修習というものが始まりました。
簡単に1年間の流れをまとめるとこんな感じ。
導入修習 1ヶ月
(和光にある研修所で実務修習前の全体講義)
分野別修習 各クール約2ヶ月弱程度
(弁護・検察・刑事裁判・民事裁判の4つのクールに分かれて実際に弁護士事務所,検察庁,裁判所で実務修習を行う)
集合修習 約2ヶ月弱程度
(和光にある研修所で実務修習後の総まとめ)
選択型修習 約2ヶ月弱程度 ←ボクイマココ!!
(自分の希望するプログラムを選んで修習。空いている日は弁護修習先の事務所で修習。)※修習生はA班とB班に分かれており,それぞれ集合修習と選択型修習の先後が逆になる。
二回試験 5日間計5科目
(これに受からないと実務家になれない嫌な試験)
実務家
\(^o^)/
なんとなーく,修習生というものがわかっていただけたでしょうか?
自分が思っていた以上に修習生というものの認知度が低くてびっくりしていますが,少しでもみなさんに知っていただけたらなぁと思います。
これから数記事,下らないことを書いていくかもしれませんが,御慈愛をもって読んでいただけたらなぁと思います。
なお,僕が書く記事のうち,法律論は独断と偏見にまみれてますので,話半分に読んで下さい(笑)
ではまた次回!
平成27年10月7日
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