新生カード株式会社は、レイクの名前で消費者金融を営むGEコンシューマーファイナンス株式会社が、プロミス系のGCカードを買収し、GEカードとしてクレジット事業を展開していました。その後レイクが、新生銀行の子会社になった際に、クレジット事業は分社化されて新生カード株式会社となりました。
なお、平成27年3月1日付で、新生カード株式会社はグループ会社である株式会社アプラスに吸収合併されました。その後、アプラスのグループ会社であるアプラスインベストメント株式会社が旧取引を引き継ぎましたので、GEカードや新生カード時代に取引があった方は、アプラスインベストメントに過払い金返還請求ができます。
受任通知から取引履歴開示までかかる時間は約3週間ほどです。
訴訟前の任意交渉の段階では、過払い金の約6~7割を3、4か月後の返還と低めの提案をしてくることが多いですが、訴訟提起すればより高額の回収が可能となります。但し、GE・GCカードは平成21年頃から新規貸付を停止しているため、貸付停止の場合は連続した貸し借りがあっても消滅時効が進行して10年間の時効になると相手方は主張してきます。この消滅時効の争点については裁判でも判断がわかれるため、ある程度譲歩しての和解になることも多いです。
旧GEカードから借りていた方は、取引が長い方が多く、金利も高かったため、アプラスインベストメントに対する過払い金はかなり高額になる方が多いです。同社に過払い金を持つ方は年々少なくなっていますが、一旦過払い金が発生すると100万円を超える過払い金の方が多いという印象です。過去の新生カード(GEカード、GCカード)と取引があった方は、ぜひご相談してみてください。
弁護士介入により、返済・督促は止まります。
利息制限法に引き直し計算で借金を減額して、残額を36回の分割返済に応じてもらえる可能性は十分ありますが、同社に対して現在返済をしている方は、取引開始が非常に古いため引き直し計算により残債務がなくなり過払い状態になる方が多いです。そのためアプラスインベストメント(旧GEカード)に対して残債務を支払う形で任意整理を行うことはほとんどありません。
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