その弁護士に依頼するかのポイント
弁護士に会って相談し、信頼できると感じたらその弁護士に依頼します。その際に、考慮するポイントを説明します。
- 時間に正確であること
- 時間にルーズな弁護士は、仕事内容やあらゆることがルーズなことが多いです。
- 弁護士費用が明確・適正であること
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依頼するときに委任契約書を作成するなどして弁護士費用を明示しない場合は、依頼を避けた方がいいでしょう。また、費用が高すぎても困りますが、極端に低い場合も処理がいい加減になりがちですので気を付けた方がいいでしょう。
- 依頼者の話をよく聞くこと
- 依頼者の話をよく聞かず、自分が一方的に話し続ける弁護士は良い弁護士ではありません。良い弁護士は、相手を議論で打ち負かす話しがうまい弁護士と思われるかもしれませんが、一番重要なのは聞く能力です。
- 不利なことも説明してくれること
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紛争において、一方が100%正しく、他方に全く落ち度のないことはあまりありません。例え依頼者に有利な事案であっても裁判で必ず勝てるということはないのです。「裁判で必ず勝てる」「私に任せなさい」と言う弁護士は頼もしく思えるかもしれませんが、依頼者にとって不利なことを説明せずに、都合のよいことばかりを説明する危険な弁護士です。しっかり、不利なことも説明する弁護士が信頼に足る弁護士です。
- 相性のよいこと
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依頼してから解決まで時間がかかります。気軽に相談できない弁護士であれば、ストレスがたまるだけです。また気軽に話しにくい弁護士であることから、重要な事項を伝えられず、結果として大きな不利益を被る可能性もあります。最終的にはお会いしてみて、信頼できるか、話しやすいかという点から相性で決めるのが一番です。